リフォーム工事の基礎知識【住宅を長持ちさせるコツ】
リフォーム工事の基礎知識【住宅を長持ちさせるコツ】

リフォーム工事の基礎知識【住宅を長持ちさせるポイント】

ここでは住宅を長持ちさせるポイントをご紹介します。

ほんの少し気を使うだけで、日本の木造住宅は非常に長持ちします。

必要な部分にメンテナンス工事を定期的にすることは重要なのですが、その他に日常生活の中での注意点や自分でもできるDIYなどをすることでメンテナンス工事のタイミングを大きく先延ばしにすることができますので、ぜひご覧になってください。

住宅を長持ちさせるコツ

ちょっとしたことに気をつけるだけで住宅を長持ちさせることができますので、ぜひあなたの住宅を再確認してみてください。

では、住宅を長持ちさせるコツをご紹介しましょう。

  • 家の基礎の周りに物を置かない
  • 換気をしっかりと行う
  • 家に近い場所に植木や庭木を植えない
  • 庭にゴミを置きっぱなしにしない

上記のようなことをぜひ注意してください。

それでは、一つ一つご説明していきましょう。

家の基礎の周りに物を置かない

家の基礎の周りに物を置かないようにしましょう。

基礎の周りに物を置くと湿気がこもってしまう可能性があります。

よく基礎の換気口をふさぐように物を置いている家があるのですが、基礎の中、つまり床下にとっては通気状態が悪くなって最悪の環境となります。

通気状態が悪くなると、床下に湿気がこもってしまい土台などの木材が腐食をしてしまうという事になります。

土台は木造住宅にとって非常に重要な構造躯体ですので、その土台が腐ってしまっては大変です。

そうならないためにも、基礎の内部にしっかりと空気を通してあげることが必要になるのです。

住宅を長持ちさせるためには、基礎の周辺に物を置かないようにしましょう。

換気をしっかりと行う

住宅を長持ちさせるには、換気をきちんと行うという事も大切です。

換気をきちんとするということは、少し時間部屋の窓を開けておくという程度では意味がありません。

部屋の窓や押し入れや収納の扉、床下収納のふた、点検口のふたなど、開けられる部分は全て開けるようにしましょう。

できれば月に1回程度はそのような状態にして、空気を循環させてください。

木造住宅にとっては、湿気が一番の大敵となります。

住宅を長持ちさせるためにも、定期的に家中の換気をするようにしてください。

家に近い場所に植木や庭木を植えない

家の近くに植木や庭木を植えないようにしましょう。

よく家のすぐ近くに植木や庭木を植えている方を見ますが、それはやめてください。

植えた木がどんどん大きくなると、木の根が給水管や配水管にあたって破損させるなんてケースがあります。

また、基礎のコンクリートを破って床下にまで根が張っている住宅さえもあるのです。

植木や庭木を植える際には、住宅から一定の距離を取って植えるようにしてください。

庭にゴミを置きっぱなしにしない

家の周辺にゴミをおきっぱなしにしないでください。

特に、木材や枯れた植木を放置するようなことは避けましょう。

ゴミや木材を置いておくと、その部分にシロアリが発生する可能性があります。

シロアリはジメジメとした日光が直接当たらない場所を好見ますので、ゴミやエサとなる木材などがあると、シロアリが寄ってきてしまいます。

家の周辺にシロアリが発生したら家の中にも入ってきてしまう可能性が高くなりますので、できるだけゴミや木材はすぐに捨てるようにしましょう。

このように簡単なポイントを押さえるだけで、木造住宅を長持ちさせることができるのです。

自分でできるメンテナンス工事

あなたの大切な住宅を長持ちさせるには、自分でメンテナンスできる部分は自分でメンテナンスするという事も重要です。

休日などを利用して自分でメンテナンスをするという事も挑戦してください。

自分でできるメンテナンス工事

自分でできるメンテナンス工事には水回りのコーキング工事があります。

非常に簡単なDIYになりますので、ぜひチャレンジしてください。

初心者の方でも、道具をそろえさえすれば、1~2時間程度の時間でメンテナンス工事が完了します。